フェルマータ社とエクセル・エネルギー社、V2X双方向性充電パイロットを開始

エクセル・エネルギー社(Xcel Energy)とフェルマータ・エネルギー社(Fermata Energy)は5月20日、コロラド州ボールダー市、非営利のコロラド・カーシェア(Colorado CarShare)及びボールダー・ハウジング・パートナーズ社(Boulder Housing Partners)と共に、小規模ながらも画期的な「自動車からあらゆるもの(vehicle-to-everything: V2X)」の双方向性電気自動車充電パイロットを実施し、電気自動車(EV)の導入に伴う先行費用と運用費用の低減の可能性を模索すると発表した。エクセル社にとっては、電気代への影響と、双方向性充電及びV2Xシステムの活用から生まれる対応力向上の可能性について調査する初めてのプロジェクトである。また、自然災害や緊急事態による長期的な停電リスクが最も高い地域で、対応力と技術導入の戦術に関する洞察を得ることも期待されている。今回のV2Xパイロットで使用するのは、4基の充電器と5~6台の自動車のみであるが、エクセル・エネルギー社の幹部は、「EVを電力グリッドに効果的に統合する方法について得たファインディングを、より広範に適用できることを期待している」と述べる。V2Xパイロットの充電器は、手頃な費用の住宅を提供するボールダー・ハウジング・パートナーの多世帯住宅などに設置される。エクセル社は各拠点に20キロワットのレベル2(Level 2)EV双方向性充電器を導入し、各充電器はビルへ送電する能力を有する(グリッドへの送電は行わない)。

Utility Dive “Fermata, Xcel Energy launch ‘transformative’ V2X bidirectional charging pilot in Colorado” (5/29/24)