EPRI、原子力の加速的イノベーションを促進する枠組みを発表

世界の原子力産業は、グローバルな正味ゼロ目標を達成する一助として、イノベーションの導入を機敏に進める必要があると認識している。電力研究所(Electric Power Research Institute: EPRI)は、「野心を行動へ(Ambition into Action)」と題する枠組みを創出し、こうした世界的な取り組みを促進するユニバーサル・ツールを提供した。原子力を職業とする専門家を対象として最近行われたアンケート調査の結果、回答者の83%が、「業界は野心的である」と考えている一方、77%が、「その野心とそれを実現するための行動の間には溝がある」と考えていることが明らかになった。EPRIが発表した枠組みは、行動を建設的に変化させ、文化をシフトさせ、原子力業界のイノベーションを実現する構造を提供する助けとなることを意図している。2024年6月24-27日にフロリダ州で行われる「原子力イノベーション・グローバル・フォーラム(Global Forum for Nuclear Innovation: GENI)」イベントでは、この枠組みが焦点となる。このフォーラムは、EPRIが主導し、国際原子力機関(International Atomic Energy Agency)や経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development: OECD)の原子力エネルギー機関(Nuclear Energy Agency)、地元の受け入れユーティリティ機関などと協力して実施される。

Electric Power Research Institute “EPRI Publishes Framework to Facilitate Accelerated Nuclear Innovation” (5/28/24)