環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は11月16日、ガソリンに混合されるトウモロコシ由来エタノールの使用義務付け基準を緩和するよう求めた要請を拒否した。これは、今夏の干ばつを受けてトウモロコシの価格が急騰し、畜産業やその他の業界が被害を受けていることから、複数の州が基準の緩和を要請していたものである。ある試算によれば、輸送燃料用として設けられている連邦再生可能エネルギー基準を満たすために、今年国内で生産された作物の最大で半分がエタノール生産に利用されるという。EPAの高官は、「今年の干ばつが経済の一部の分野で厳しい状況をもたらしていることは認識しているが、包括的な分析の結果、義務付け放棄の条件として議会が定めている要件は満たされていないことが明らかとなった」との声明を発表した。
New York Times “E.P.A. Upholds Federal Mandate for Ethanol in Gasoline” (11/16/12)