エネルギー省(Department of Energy)は4月29日、「安全でセキュアで信頼できる人工知能の開発と使用に関する大統領令(Executive Order on Safe, Secure, and Trustworthy Development and Use of Artificial Intelligence)」の主要な要素を実施するための一連の行動を発表した。AIの潜在的なエネルギー機会及び課題を評価し、クリーンエネルギーの導入を加速し、AIソフトウェア及びハードウェアのイノベーションを進展させてAIの増大するエネルギー需要を管理することに取り組む。一例として、①連邦、州、地方レベルで立地及び許認可を合理化する一助としてAIを使用するVoltAIcイニシアチブを新たに開始、②安全でセキュアで信頼できる人工知能について初期評価を実施し、重要エネルギー・インフラに関するAIの潜在的な恩恵とリスクを分析する持続的取り組みを開始、などが発表された。エネルギー省はまた、「AIとエネルギー:現代のグリッドとクリーンエネルギー経済の機会(AI and Energy: Opportunities for a Modern Grid and Clean Energy Economy)」(米国のクリーンエネルギー経済の成長を支援するAIの短期的な可能性に関する報告)、「エネルギーのためのAIにおける先端研究の方向性(Advanced Research Directions in AI For Energy)」(AIの長期的な機会と課題に関する報告)を発表した他、エネルギー省が開発した基礎及び応用科学のためのAIツール及び基礎モデルを紹介する新たなウェブサイトを始動した。