ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事(Kathy Hochul)は4月9日、ブルックヘイブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory)での変革的な「電子・イオン衝突型加速器(Electron-Ion Collider: EIC)」プロジェクトに関して、エンパイア・ステート開発局(Empire State Development)が1億ドルのグラント支出契約(Grant Disbursement Agreement)を執行したと発表した。エネルギー省(Department of Energy)との契約に基づくもので、同州のロングアイランドで世界で唯一となる次世代EICの開発へ向けた大きなマイルストーンとなり、これによってエネルギー、科学、技術、医薬のブレイクスルーを支援する取り組みへのニューヨーク州の投資が開始される。エネルギー省は、世界で唯一の次世代偏極電子イオン衝突型加速器(polarized Electron-Ion Collider)の拠点としてブルックヘイブン国立研究所を選出し、エンパイア・ステート開発局とエネルギー省の交渉を経て、2024年2月にニューヨーク州による1億ドルの投資が取りまとめられた。今後4年間にわたり、この資金は、EICプロジェクトの一部として検討されている14棟の建造物のうちの最初の4棟に関する設計、建設、ハードウェア・インフラの導入を支える。