年間米諜報報告で新規技術の脅威が指摘される

国家情報長官室(Office of the Director of National Intelligence)は去る2月、「米国諜報コミュニティの年間脅威評価(Annual Threat Assessment of the U.S. Intelligence Community)」と題する報告書を発表した。それによれば、様々な科学技術の発展は、米国にとり、増大的かつ予測不可能な国家安全保障脅威を呈している。「人工知能(AI)及びバイオテクノロジーを中心とした新技術が開発、拡散されており、その勢いは、企業や政府が市民リバティやプライバシー、倫理について規範を形成することが困難なペースである」と報告書は述べている。報告書は、これらの技術が大量破壊兵器へのアクセス拡大につながり、即座に非対称の脅威をもたらす可能性への懸念を表明している他、中国が米国に技術的リードを有し、それが経済、ひいては軍事的優位性につながる可能性を警告している。

Director of National Intelligence “Annual Threat Assessment of the U.S. Intelligence Community” (2/5/24)