大学による国際化への取り組みは一部の分野で減速

米国教育協議会(American Council on Education)が発表した報告書、「米国大学における国際化マッピング(Mapping Internationalization on U.S. Campuses)」によれば、米国の大学は国際教育への支持を表明しているものの、多くの事例において実際の取り組みは停滞しているという。調査した大学の半数以上が、「大学のミッション声明に国際教育が盛り込まれている」と回答し、ほぼ同数が、「戦略優先事項の上位5件以内に国際化が含まれている」と回答しているが、同協議会が2006年に同様の調査を実施した時に比べると、外国語学習や国外問題に重点を置いたコースの取得を義務付ける大学の割合は減少し、教員の海外渡航資金は減少しているという。また、国際化の取り組みは高等機関の種類によって大きな違いが見られている。さらに博士課程機関では国際化の取り組みが広く実施・認識されているものの、2年制大学では国際化の実施や認識が弱いとの結果が示されている。
The Chronicle “Colleges’ Efforts to Internationalize Slip in Some Areas” (6/27/12)