マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)が最近発表した調査報告書「都市の気候と適応における進展及び課題(Progress and Challenges in Urban Climate Adaptation)」によれば、気候変動への準備策において、米国の主要都市は中南米の主要都市に遅れを取っているという。世界468都市を対象に調査を行った同報告書によれば、中南米の主要都市の95%が、気候変動による悪影響への対策を準備しつつあるのに対し、米国の主要都市で対策を準備しつつあるのは59%であった。最も準備が進んでいる都市は、気温や雨量で大幅な変化を既に受けている都市となっている。報告書の著者は、「米国では気候変動の原因に関する議論が多いが、その他の多くの国では気候変動を当然として受け止め、その適応へと進んでいる」と述べている。
USA Today “U.S. cities trail Latin America in climate change efforts” (6/6/12)