上院軍事委員会は5月24日、来年度の国防総省(Department of Defense)予算の修正条項として、軍による代替燃料購入を禁止することを可決した。下院軍事委員会(House Armed Services Committee)は同様の条項を今月初旬に可決している。下院は代替燃料に関する取り組みに概ね懐疑的である共和党が多数党であるのに対し、上院では民主党が多数党でありながら、今回、代替燃料購入禁止の判断が下されている。この決定が法制化された場合、海軍(Navy)が進める「大グリーン艦隊(Great Green Fleet、バイオ燃料を主な燃料源とする空母)」への取り組みが頓挫するだけでなく、新興のバイオ燃料業界を支える5億ドル規模のプログラムが困難になる。下院案と同様、今回の上院案は、国防総省が従来型の燃料よりも高価な再生可能燃料を購入することを禁止する内容となっている。更に、「具体的に法で承認されていない限り、国防総省がバイオ燃料精製所建設を支援することを禁止する」との内容も盛り込まれている。
Wired “Senate Panel Cuts Off Navy’s Biofuel Buys” (5/24/12)