ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group: BCG)が2月後半に、160社の米国製造企業(売上が10億ドル以上)を対象に行った調査結果によれば、3分の1以上の企業(回答者の37%)が、製造拠点を中国から米国に戻すことを「計画」あるいは「積極的に検討」しているという。製造拠点に関する今後の決定要因として、労働コスト(57%)、製品品質(41%)、事業運営の容易さ(29%)、顧客との近接性(28%)が挙げられている他、回答者の92%が「中国の労働コストは上昇し続ける」と考えている。BCGは3月に、「転換点に近づく米国製造業:どの業界か?その理由と費用は?(U.S. Manufacturing Nears the Tipping Point: Which Industries, Why, and How Much?)」を発表し、米国競争力の向上と中国における費用の上昇を受け、米国は10年後末までに様々な業界分野で200~300万人の雇用と、年間生産高が1,000億ドル増加する好位置に付くであろうと分析しており、今回の調査結果はこうしたファインディングと一致する。
Boston Consulting Group “More Than a Third of Large Manufacturers Are Considering Reshoring from China to the U.S” (4/20/12)