エネルギー省(Department of Energy)は4月6日、従来型の石油に混合可能なバイオマスベースの補完油の実証研究に最高1,500万ドルを用意する計画を明らかにした。これは、国内産及び代替エネルギー資源によって米国経済を活性化するというオバマ大統領の取り組みの一つで、外国石油消費の削減や米国エネルギーポートフォリオの多様化、雇用の創出につながることが期待されている。対象となるのは、輸送燃料が全面的に再生可能エネルギー源へと移行する前の段階の補完油で、「バイオ油(bio-oils)」と呼ばれ、これを製油所の過程で従来型のガソリンやディーゼル、ジェット燃料と統合する。エネルギー省では、2012年度にバイオ油のプロトタイプ生産を目的として、5~10件のプロジェクトに資金提供することを計画している。これらのプロトタイプは製油所で試験され、またバイオ油がどのように作用するかに関して包括的な技術的及び経済的分析を行うために利用される。
Energy.Gov “Energy Department Announces up to $15 Million to Research Biomass-Based Supplements for Traditional Fuels” (4/6/12)