アレン脳科学研究所、人の「認知」に関する研究プロジェクトに乗り出す

マイクロソフト社(Microsoft)の共同創立者であるポール・アレン氏(Paul G. Allen)が2003年に設立したアレン脳科学研究所(Allen Institute for Brain Science)は3月21日、同氏から寄付された3億ドルを基に、人の脳における認識の基本的回路をマッピングする取り組みに乗り出すと発表した。同研究所では、科学者や技術者を倍増し、今後10年間をかけて一連の「脳観測所(brain observatories。神経作用をマッピングするコンピュテーショナル・ツール)」を構築する計画である。本計画の狙いは、視覚や記憶、認識の重要な役割を担う大脳皮質にある数十億の細胞やシナプスを分析することで、視覚や意思決定の根底を体系的に研究することである。
Wall Street Journal “Project to Explore Human Perception” (3/22/12)