バイオ企業、資金調達がより困難に

かつて小規模で革新的なバイオ企業は格好の投資対象であったが、近年はバイオ企業に対するベンチャーキャピタル投資が減少している。ベンチャーソース社(VentureSource)によれば、ベンチャーキャピタリストによる2011年のバイオ企業への投資額は39億2,000万ドルで、これはピークだった2007年の61億7,000万ドルを大きく下回っている。こうした背景には、厳しい経済環境を受け、ベンチャーキャピタルファンドはリスキーかつ高価なバイオ企業への投資を控えつつあること(対照的にインターネットのスタートアップへの投資はより利益が見込め、安価で規制上の不確実性が少ないと考えられている)、新規株式公開によるリターンが期待以下となっていることがある。中には、バイオ企業への投資から完全撤退するベンチャーファンドもある。結果として、バイオ企業は資金源確保のために、人材削減や鍵となる業務の外注など、様々な倹約に取り組んでいる。
Wall Street Journal “Biotech Funding Gets Harder to Find” (3/16/12)