ブルッキングス研究所(Brookings Institute)の大都市政策プログラム(Metropolitan Policy Program)は、報告書「2012年輸出国家:米国大都市部はどのようにして国の成長を牽引しているか(Export Nation 2012: How U.S. Metropolitan Areas Are Driving National Growth)」を発表した。これは、経済成長の支えとして「輸出」が改めて注目されるようになったことを受け、同研究所が米国大都市部におけるモノやサービスの輸出を分析し、2010年夏に初めて発表した「輸出国家(Export Nation)」の更新版である。今回の報告書では、ファインディングとして、①米国の輸出は経済回復の初年とされる2010年に実質で11%以上の急成長を示した他、経済全体では雇用喪失が続く中、輸出関連の雇用は2010年に約6%増加した、②大都市(上位100都市)は2010年の米国輸出の65%、サービス輸出の75%を占めるなど、米国の輸出成長を支えている、③大不況により、米国輸出は開発途上国へのシフトが加速した、といった点を挙げている。
Brookings “Export Nation 2012: How U.S. Metropolitan Areas Are Driving National Growth” (3/8/12)