世界90カ国以上の政府は、地球の脆弱な生態系に関する最新の研究を評価することを目的に、独立科学者委員会を設立することで合意した。「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change: IPCC)」に似た機関で、新たな政府間委員会の名称は、「生物多様性と生態系サービスに関する政府間プラットフォーム(Intergovernmental Platform on Biodiversity and Ecosystem Services: IPBES)」である。IPBESは、海洋の酸性化や受粉などの問題について国際的な科学評価を行い、生物多様性の損失や生態系の悪化に対応する政策決定者の一助となることを目指す。IPBESの年間予算はまだ確定されていないが、500万~1,300万ドルが提案されている。また、事務局はドイツが務めることが選挙で決定している。
Scientific American “World Governments Establish Biodiversity Panel” (4/23/12)