ファースト・ソーラー社、従業員数を2,000人削減

かつてはソーラー機器メーカーとして中心的存在であったアリゾナ州のファースト・ソーラー社(First Solar Inc.)は世界の従業員の約30%に相当する2,000人を削減すると共に、ドイツにあるソーラーパネル工場を閉鎖すると発表した。更に、マレーシアでの製造業務を休止し、2億4,000万ドル~3億7,000万ドルの再編費用を計上するという。同社は最近、アリゾナ州の製造施設の開業を延期し、ベトナムにおける工場建設も中止すると発表している。ファースト・ソーラー社のソーラーパネル事業は電力会社向けの大規模設備が中心で、これらは政府の助成に依存するところが大きいが、ドイツやイタリアでは、ユーティリティ規模のソーラー設備導入に対する助成が削減されており、これがドイツ工場閉鎖の主要因となった。ソーラーパネル業界では、屋上取付型のソーラーパネルシステムがトレンドとなっており、ファースト・ソーラー社が得意とする大型電力設備事業を疑問視する声もある。
Wall Street Journal “First Solar Cuts 2,000 Jobs” (4/17/12)