アルファベット社、1万人のボランティアの健康データを追跡へ

グーグル社(Google)の元生命科学部門で、現在はアルファベット社(Alphabet)傘下企業となっているべリリー社(Verily)は4月19日、今後4年間をかけて「なぜ人は一般的に健康な状態から病気になるのか」を追跡する「プロジェクト・ベースライン(Project Baseline)」を開始する。デューク大学(Duke University)とスタンフォード大学医学部(Stanford Medicine)とパートナーを組み、多様な背景を持つ1万人のボランティア(健康状態が良好な者や慢性疾患のリスクが高い者など)を募集する。これらのボランティアには、高度な健康情報追跡器を身に付けてもらう他、ゲノムのシークエンスなどを実施する。プロジェクト・ベースラインのゴールは、「人間の健康マップを作ること」であるという。多くの医師は現在、症状が現れると治療を行うが、患者が発症に至るまでの数年の兆候についてはほとんどわかっていない。プロジェクト・ベースラインの研究者は、睡眠、活動、心拍、ゲノム、その他のあらゆる情報を収集し、疾病の早期警告サインを見つけ出すことを期待している。
CNBC “Alphabet will track health data of 10,000 volunteers to ‘create a map of human health'” (4/19/17)