米国の大学の学生らが作成した報告書によれば、米国のエリート大学は、化石燃料企業から数百万ドルの寄付金を受け取っており、利益相反の懸念が投じられている。報告書は9月18日に発表されたもので、アメリカン大学(American University)、コロンビア大学(Columbia University)、コーネル大学(Cornell University)、プリンストン大学(Princeton University)、ノースカロライナ大学チャペル・ヒル校(University of North Carolina Chapel Hill)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego)に焦点が当てられている。報告書は各大学の学生主催者によって執筆されたもので、国際的な学生主導同盟であるキャンパス気候ネットワーク(Campus Climate Network)が発表した。研究者によれば、6大学は2003年以来、化石燃料企業もしくはその慈善事業部門からの資金を1億ドル以上受け取っていた。また、6大学は、石油及び天然ガス企業からの資金を基に合計で1,507件の学術論文を発表しており、学生の間でバイアスに対する懸念を引き起こしている。更に、プリンストン大学は、独自の化石燃料企業を所有しており、「ペトロタイガー(Petrotiger)」という企業名は同大学のマスコットに由来している。