大統領府、新設「超知能部隊」に広範な権限を付与

政治専門メディアのポリティコ(Politico)は10月6日、人工知能(AI)による脅威対策や政府調達を統括する連邦政府幹部で構成された新組織「超知能部隊(Super Intelligence Force)」に、政府が広範な統括・指令権限を付与すると報じた。ポリティコが独自入手した憲章(Charter)によると、人工知能(AI)技術に関連する国家安全保障上のリスク対応や、連邦機関におけるAI調達・運用の統括、セキュリティ侵害検証などの権限を担う同部隊に対し、120日間の活動期間を必要に応じて延長するほか、他の政府機関への機能移管を可能にする権限を付与する内容で、特に生物安全保障や水供給への脅威について焦点を当てた最先端技術の利活用とリスク管理の両立を視野に入れた内容となっている。AI分野における国際的な競争力と安全性確保を同時に追求する狙いもあり、急速な技術変化に向け同部隊を通じた国家主導かつ迅速な意思決定体制を構築し、統一的な方針と安全基準のもとでAI導入を進める体制確立に向け政府道筋が整いつつあると伝えている。

Politico “Read the charter for the White House’s ‘Super Intelligence Force’” (10/07/26)
https://www.politico.com/news/2026/10/06/white-house-super-intelligence-ai-charter-01109011