コンステレーション社(Constellation)は9月20日、マイクロソフト社(Microsoft)との間で20年間の電力購入契約に署名したと発表した。これにより、スリーマイル島原子力発電所1号機(Three Mile Island Unit 1)を再稼働し、「クレーン・クリーンエネルギー・センター(Crane Clean Energy Center: CCEC)」として新たに立ち上げる道が開かれた。同1号機は、数十年にわたって業界高水準の安全性と信頼性をもって運用されていたが、5年前に経済的理由から閉鎖されていた。契約の下、マイクロソフト社は再稼働する発電所(CCEC)から炭素フリーのエネルギーを購入し、自社のデータセンターで消費される電力に相当する一助とする。1号機は1979年の事故で閉鎖されたTMI2号機に隣接しているが、その長期的な運用は2号機の事故の影響を受けなかった。1号機の再開へ向けて大幅な投資が行われる予定で、これにはタービンや発電機、主要変圧器、冷却・制御システムが含まれる。原発の再開には原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)の許認可も必要である。CCECは2028年に稼働の予定である。最近行われた経済的影響に関する研究報告では、CCECにより、3,400件の直接的・間接的雇用が創出され、800メガワット以上の炭素フリー電力がグリッドへ供給されるという。