オバマ政権は4月4日、「気候変動が米国民の健康に及ぼす影響:科学的評価(The Impacts of Climate Change on Human Health in the United States: A Scientific Assessment)」と題する新しい報告書を発表した。気候変動科学と公衆衛生の分野の専門家約100名を集め、3年がかりで作成された報告書は、気候変動が将来のみならず現在の米国民の健康に大きな脅威をもたらしていることを新たに示している。具体的には、①大気汚染と空中アレルゲンは増加し、アレルギーと喘息の状況が悪化する見込みである、②過度に暑い夏により、早死にする人の数が増えるであろう、といった健康リスクが提示されている。政権はまた、この報告書に示された重要な課題と脆弱性に対応するための一連の行動も発表した。
White House “FACT SHEET: What Climate Change Means for Your Health and Family” (4/4/16)