フェッドスクープ(FedScoop)は4月29日、2025年の連邦政府における人工知能(AI)利用開示件数が約3,600件に達し、前年比で約70%増加したと報じた。行政管理予算局(Office of Management and Budget: OMB)がギットハブ(GitHub)で公表した最新目録により明らかになった。主に航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)による報告方法の変更によるもので、新たに研究開発(R&D)関連の利用事例を報告に含めたことから、2024年の18件から425件へと大幅に増加した。この事例増加により「科学」分野でのAI利用が最多を占め、次いで管理機能やIT、法執行機関、医療・保健分野が続いた。一方で、リスク管理が必要な「影響力の高い」AI利用の判定基準をめぐっては、専門家から「解釈が狭い」といった懸念の声も上がった。OMBは民間AIツールの積極的な活用も奨励しており、行政の効率化に向けた動きを加速させているが、一部機関ではリスク管理の詳細開示が以前より後退し、透明性確保が課題となっている。
FedScoop “Disclosed government AI use increased by 70% in 2025, per OMB ” (04/29/26)