エネルギー省(Department of Energy)の電力局(Office of Electricity: OE)は11月27日、電力グリッドの配電用変圧器に焦点を当てた報告書「配電用変圧器の需要:2025年までを通じて需要のセグメンテーション(区分け)、牽引要素、管理を理解する(Distribution Transformer Demand: Understanding Demand Segmentation, Drivers, and Management Through 2050)」を発表した。国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)の研究者によって作成されたもので、米国の配電用変圧器のユニット数、資産数及び容量、ユニットの現在の経過年数、配電用変圧器の需要が今後どのように変化するかについて調査したものである。研究者は、配電用変圧器の需要を引き上げる要因として、「①不具合を起こして取り換えが必要となる変圧器の数、②寿命となる変圧器の数、③増加する新規顧客数、が年間ベースで需要を引き上げる」と考えた。また、現在稼働中の配電用変圧器の約55%が33年以上使用されていると試算し、これらの変圧器への電力需要の増加は、使用中のユニットの故障につながる割合を高める可能性があると考えている。