バイデン政権は11月25日、商務省(Department of Commerce)がCHIPSインセンティブ・プログラム(CHIPS Incentives Program)の商業化製造施設に関する資金提供機会(Funding Opportunity for Commercial Fabrication Facilities)の下、2件のアワードを最終取りまとめしたと発表した。BAEシステムズ・エレクトロニック・システムズ社(BAE Systems Electronic Systems)に最高3,550万ドルの直接資金を、ロケット・ラボ社(Rocket Lab)に最高2,390万ドルの直接資金をそれぞれ提供する。両件ともに、予備的規約覚書(前者は2023年12月11日、後者は2024年6月11日)に署名し、商務省による精査が完了したことを受けて、アワードが発表された。アワードにより、次の支援が行われる。①ニューハンプシャー州ナシュアにあるBAEシステムズ社のマイクロエレクトロニクス・センター(Microelectronics Center)の現代化を支援。同施設は国防総省(Department of Defense)によって「信頼できるファンドリー(Trusted Foundry)」に指定されている。②宇宙船や衛星に電力を供給する宇宙グレードの太陽電池の頑強で柔軟な供給を創出するため、ニューメキシコ州アルバカーキにあるロケット・ラボ社の施設の現代化及び拡大を支援する。ロケット・ラボ社は、宇宙で光を電力へ転換する宇宙グレードの太陽電池(効率性に優れ、放射線耐性のある化合物半導体)の製造に特化した米国内の企業2社のうちの1社。