国土安全保障省、AI技術パイロットの第1フェーズを完了

国土安全保障省(Department of Homeland Security: DHS)は2024年3月、人工知能(AI)技術を様々な使用に統合することを目的とした包括的な「AIロードマップ」を、連邦機関として初めて発表した。AIロードマップには、3件の生成AIに関するパイロットが含まれ、米国市民権・移民業務局(United States Citizenship and Immigration Services: USCIS)、国土安全保障捜査(Homeland Security Investigations)、連邦緊急管理局(Federal Emergency Management Agency: FEMA)で実施された。2024年10月までに、国土安全保障省はこれらのパイロット・プログラムを完了すると共に、市民の権利、プライバシー、自由の保護に取り組んだ。これらのパイロット・プログラムから得た教訓はその他のAIツールの開発と導入のガイドとして寄与している。また、国土安全保障省は、「AI部隊(AI Corps)」採用活動の一環として、2月15日以来、31名の技術専門家を雇用した。更に、国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官(Alejandro N. Mayorkas)は大統領の要請に応じて、人工知能の安全とセキュリティ委員会(Artificial Intelligence Safety and Security Board)を発足させ、2024年5月以来、3回の委員会を実施した。同委員会との密接な協議により、AIエコシステムにおけるAIの安全性とセキュリティの改善を目的としたガイダンスの策定が行われるなどしている。

Department of Homeland Security ” FACT SHEET: DHS Completes First Phase of AI Technology Pilots, Hires New AI Corps Members, Furthers Efforts for Safe and Secure AI Use and Development” (10/30/24)