国土安全保障省、国家サイバーセキュリティ強化にAI活用

国土安全保障省(Department of Homeland Security: DHS)の科学技術総局(Science and Technology Directorate: S&T)は10月17日、人工知能/機械学習(AI/ML)の研究開発(R&D)活動に特化した新たな論説シリーズの第一弾として、「国家サイバーセキュリティの強化にAIを活用(Leveraging AI to Enhance the Nation’s Cybersecurity)」を発表した。これによると、S&Tは、AI及びその新たな応用によって、DHSのAIロードマップと、「AIシステムをサイバーセキュリティの脅威から守り、AIを利用したサイバー攻撃を防ぐ」という優先事項に整合する形で国家安全保障のミッションを支援できる数多くの方策を模索している。S&Tは、サイバーセキュリティ・インフラ安全保障局(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency: CISA)のAI戦略への情報提供となることを意図した様々なイニシアチブに取り組んでおり、その一例として、重要インフラに対するサイバー脅威のリアルタイム管理を可能にする先端手法について研究するプロジェクトを進めている。S&Tはまた、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)と協力し、「エージェント・ベースのサイバー脅威インテリジェンス及びオペレーションに関するAI研究所(AI Institute for Agent-Based Cyber Threat Intelligence and Operation: ACTION)」を始動した。設立からわずか1年であるが、ACTIONの研究開発がS&TのAIロードマップへの情報提供となり、未来へ向けたプログラム開発を推進する一助となることをS&Tは期待している。

Department of Homeland Security “Feature Article: Leveraging AI to Enhance the Nation’s Cybersecurity” (10/17/24)