米国研究評議会(NRC)、藻類の持続可能性に関する報告書を発表

米国研究評議会(National Research Council: NRC)は、報告書「米国における藻によるバイオ燃料の持続可能な開発(Sustainable Development of Algal Biofuels in the United States)」を発表した。同報告書の目的は、藻によるバイオ燃料生産の大規模導入に向けた手法に伴う持続可能性上の懸念の特定や予測、これらの懸念を緩和する潜在的戦略の検討、業界の進捗状況を監視する上で利用可能な指標や測定基準、収集データの提案などである。報告書は、「藻によるバイオ燃料の生産を拡大し、米国輸送燃料需要の最低5%(約390億リットル)を供給しようとすることは、エネルギーや水、栄養素の持続不可能な需要をもたらす」としている。ただしこれらは将来の生産における絶対的な障害ではないとした上で、「イノベーションが一助となって、藻によるバイオ燃料生産の可能性を全面的に実現することは可能である」としている。
Domestic Fuels.com “NRC Releases Algae Sustainability Report” (10/25/12)