米国のナノテクノロジー規制監督における溝
新技術の持続可能で安全かつ責任のある商業化を確実にする上で、ライフサイクル評価は重要なツールであり、ナノテクノロジー分野においても、潜在的なナノ製品のライフサイクル評価は、研究初期段階で意思決定の主要要素となるべきであるといわれている。こうした中、資源・環境・持続可能性研究所(Institute for Resources, Environment and Sustainability: IRES)は、「ナノスケールのゆりかごから墓場まで:ナノマテリアルのライフサイクルに関する米国規制監督の溝(From Cradle-to-Grave at the Nanoscale: Gaps in U.S. Regulatory Oversight along the Nanomaterial Life Cycle)」と題する報告書を発表した。報告書は、現在の規制枠組みが新規ナノマテリアルのライフサイクルにおける各段階で正式なリスク評価を行うよう意図されているか、そして規制当局は潜在的なリスクの管理のための適切なツールやリソース、権限を有しているかの分析を試みている。 Nanowerk “Gaps in U.S. nanotechnology regulatory oversight” (8/13/12)